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2017年7月

『落ちないよ。』って言われた。

弊社スタッフの営業日報に目を通していると

『〇〇という商品を提案してます。』

『〇〇のサンプルを渡しました。』

そして

『サンプルを使って見たけれど、汚れが落ちないと言われてしまいました。』

まあまあ、ありがちな事ですね。

とは言え

せっかくサンプルを使って頂いたというのは

お客様は、何らかの期待をされた訳です。

やはり、結果を出さないとダメでしょ。

結果=衣類を損傷することなく、目的とする汚れがよく落ちた。

結果は出た。

しかし

その時点で、採用になる、ならないは

いろいろな理由があると思います。

『今までのが在庫があるから、無くなったら使うよ。』

『価格がちょっと高いから、もう少し何とかならない?』

ここまで行けばまあ、合格点かな。

でも、使ってもらって提案通りの結果(汚れ落ち)が出ないのは

そもそも、提案の仕方に問題があるのでは?

本当に、そのお客様 1社1社、1人1人が求めている物をご提案したのでしょうか?

衣類の素材や加工、縫製状態によって、

洗い方、洗浄剤、加工剤等の選定は当然変わります。

『本当に良いと思う物をご提案しています。』と言うのは簡単。

その前に、お客様の情報収集が不足してませんか?

製品の絶対品質だけじゃダメですよ。

 『メーカーが良く落ちると言っています。』では売れません。

現場で起きている、あるいは今後起きそうなトラブルを解決できる物

既存使用品の相対品質(費用対効果・コスト提案)

使い勝手がよい商品(作業現場のスペースや製品の荷姿等)

クリーニング業専門の資材卸商社なんですから

もっと、俯瞰的に現場を見ることが大切ではないでしょうか?

読者の皆様、すみません。

今回は、弊社スタッフへ提言となってしまいました。

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